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たまこの仕事

三味線演奏の仕事、というと、皆さんはどのようなスタイルを思い浮かべられるのでしょうか?
実際、商売人で三味線演奏家をするというと、男性の場合なら歌舞伎関係の黒御簾、出囃子、踊りの地方とお稽古業。女性ですと、舞台関連の仕事はグッッッッッと減ってお稽古業が中心となる事が多いと思います。芸者さんの地方さん、という方もいらっしゃいますね。

たまこは、寄席囃子をしています。
寄席囃子は、寄席で、芸人さんが高座へ上がるときのそれぞれの出囃子、(今東京は500人ほど噺家さんがいらっしゃるとされています)それから曲芸、奇術など色物さんのBGM(地囃子といいますが)を御簾の陰に隠れて弾く、という仕事です。
歌舞伎音楽は男性しかできませんが、寄席囃子はそれに対して女性しか出来ません。
芸人さんの出囃子はそれぞれ違いますので、何百種類かを暗記しています。楽譜などもちろん見ません。芸人さんの動きにあわせて止めないといけないので、楽譜など見ていてはつとまらないのです。そもそも三味線弾き(三味線演奏家のことをよくこう呼びます)はすべて覚えるのが基本ですし、基本的には長唄、清元、常磐津、義太夫、民謡、端唄、小唄など、の名曲のさわりをもらっていますので、寄席囃子は邦楽名曲さわり集といってもいいくらいです。おもしろそうでしょ!?
なにしろ本当に三味線はいい楽器ですからhappy01どうか機会があったら生で聞いてくださいね!!

さて、都内に現在寄席は数件残るのみ、とはいえ、365日興行致しますので、たまこも基本的には月30日勤務です。公休は31日という日だけ。
寄席は10日興行で番組が変わります。私たちは10日ごとに寄席を引っ越しして、勤めます。
昼の部か、夜の部かどちらかが基本なので、まあ勤務時間はさほど長くありませんが、時には昼の寄席の後ダブルヘッダーで夜の落語会へ!という日もありますし、毎日というのは何か起こると大変なときもあります。。人手に余裕があればお休みを頂けたりはするのですが、基本的に休みが無いのです。終生修業の身ですから、毎日現場に出られるというのは、こんなにありがたい事はありません。

夜の部担当のときの午前中を活用して!の保育園訪問ミニライブ、というわけなのです。

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