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2009年11月

「大工と鬼六」のはなし

私がこの昔話に初めてであったのは、TBSの「まんが日本むかしばなし」の放送です。父がラジオ放送をテープにとりためてくれていたなかのひとつで、創作の際も随分参考にしています。
この話は名前を当てると言う、言霊信仰につながったところと、鬼が水神様の性質をもったようなところが特徴だそうで、多くは東北の方に伝承されているようです。が、もとは明治時代に西洋の童話から、日本に移植されたものだそうで(インターネットでしらべたところ)、あら外国のお話!?と驚き桃の木山椒の木。外国のお話もピアノ、フルートをつかってやりたいんだけどなーと希望の種はいっぱいのたまこです。

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保育園訪問ミニライブvol.13

13園目の訪問先はS保育園です。
保育士の先生方は数年で異動になるので、初めて伺う所にも、顔見知りの先生がいらっしゃいます。今日は2人の先生と再会。おひとかたは今娘たちの通う保育園にいらっしゃった方、もうひとかたは、2年前、市川に越してきたばかりの折り、それまでなんとか超人的にやりくりをしてうちで見ていたこども達を初めて保育園に一時保育で預かって頂いた時に、娘たちがお世話になった先生とびっくり再会です。土地にも慣れず、初めての保育園生活に保護者として戸惑うことばかりで、本当に心身ともに落ち着かず大騒ぎの一家を、よくお世話して頂きました。あの頃のことを思うと、我々も見違える程!随分成長したなcoldsweats01と思います。(笑)というお礼も満足に先生とお話し出来ぬままホールへ。
今日は4、5歳児クラスの60名程のこどもたち。元気です!パワー炸裂。寒さも風邪もどこかへ逃げていくであろう輝きで迎えてもらいました。
ともすると、元気=騒がしい、となって始終散漫になりやすいという、子どもの集団(だけにかぎりませんかね?)の特性がありますが、私達は、「アルプスの少女ハイジ」の中ではロッテンマイヤー女史よりクララのおばあさまに惹かれておりますので、それはそれなり、こども達の反応を興味深く受け止めています。
前に出てこども一人一人の表情を見ていると、どんなに小さくても、やはりひとりの人として既に抱えるものがあって、それは生きる楽しさだったり、寂しさだったりさまざまな、いのちというものの不思議さと優しさと強さとそして、ともに考える機会を頂いた課題が見えます。
日々あらゆる所でただすれ違うだけの人でも、いろんな人と出会う中、出会って感じた以上、何かひっかかるとすればそれは、私も頂いた課題であり、成長のヒントと思います。緊張した心身の人、なにか落ち着かずにこころが浮いてしまっている人、そんな(本人が気づいていてもいなくても)こころがつらくなっている方に、そっといつの間にかやわらかいあたたかいものを、ご自身が発見することのお手伝いは出来ないか、というのは玉松会の大きな願いでありテーマです。
私は、電車で乗り合わせる人たちがあまりにも不機嫌そうで疲れ果ててている気を発しているのに毎日驚き、この方達だって、無邪気でかわいいこども時代があったのだろうに?と、とても複雑な思いを抱いていたのと、保育園で出会うかわいいこどもたちがもしかしてそんな大人になってしまうことを、一歩でも引き止めるなにかをしたいと思ったのが、この訪問ミニライブ活動の初めです。何が出来るとも思えないけど、何かは出来るんじゃないか、何かしてみたいと、思っています。そういう意味では保護者の方も一緒にライブを楽しんで頂ける機会を持ちたいです。パパママ達も、和の音色に触れるチャンスはそうはないでしょうし、同士の慰安会というか、、(笑)

ええと、S保育園の記録からずいぶんそれてしまいましたup
元気なので、どうなるかな〜と探りながら始めましたが、しっかり集中して見、聴きしてもらいました。「口三味線」といって、三味線界では、音をチントンシャンなどの表し方をするのですが、(昔は楽譜などありませんでしたし、)最近それも紹介しています。太い糸を弾くとドンドン、まん中の糸はトントン、一番細い糸はテンテン。これが、こどもたちにもはっきりそう聞き取ってもらえるのが、とてもうれしく、日本人だなーと思う瞬間ですgoodもう一つ、日本人を感じるのは、「奴さん」をうたう時に手拍子をしてもらうのですが、これが、何も言わなくても皆「もみ手」(オヤジさん達みたいにもにゃもにゃはしませんけど、手を打った時に手のひらがずっとくっついているわけです)なのです。日本語を話すからなのか、気候風土がそうさせるのか、、みんな同じ仲間だな〜となにか嬉しくなります。
「鬼の橋」のお話も、とても集中して聞いてもらいました。お話の部分は集団の気がまとまるのですが、音楽になると個々に別れる、のがほぼどこの園でも共通の現象です。歌詞を理解するのと、話し言葉を理解するのは違う作業なので「慣れ」もありますが、今後創作の上で考えたいと思います。こんなことが分かるのも、たくさん経験を積ませてもらっているおかげです。たまこ幸せlovely
次に作りたい昔話、ふたつ決めました。まだ皆さんには内緒です。どうぞお楽しみに!!

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まつさんの尺八ミニライブ第2弾

11月13日(金)Mrs.Santaclausにてまつさんの尺八ミニライブ第2弾がありました。
なんと昼の部はたまこもゲスト出演させてもらってしまいました。大人なムードのおしゃれな空間なので、たまこの好きな「奴さん」、「かっぽれ」というわけにも行かず(笑)秋の季節の唄をお届けしました。お客様もなごやかにお過ごし頂き、まつさんも心おきなく近頃見たこと感じたことをしゃべりながら、いろんな種類の竹(自作の、浩和銘尺八さまざまです)を吹きました。住んでいる土地が万葉集にゆかりの深いこともあって、まつさんは古典伝来の曲の他に万葉集から一つのうたを毎回選んでそこから湧くイメージで竹と音を選んで(創作して)オリジナル曲を吹いています。まつさんにとって、とても楽しく、また自分のこころを見つめて音に紡いでそれを聞いて頂いて、とてもよい作業のようです。まつさんがどんどん羽ばたくのをそばで喜ぶたまこです。

音、というのは不思議なもので、三味線が好きなお客様が大勢お見えで、中でもおひとかたは懐かしい唄を聴いて、幼い頃通っていた踊りのお稽古場の火鉢の模様まではっきり思い出したと、終演後感想を語ってくださいました。認知症で話すのが難しくなったお年寄りのかたでも、こどもの頃歌ったうたなら、うたえる、とか。(大脳では言語と、歌詞をつかさどる場所がちがうんだそうですね)
音楽の大きな力をたくさんの方に届ける壮大な夢を持つたまこは、高齢者の方のもとへも飛んでゆきたいのです。もうちょっとおまちください!!


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保育園訪問ミニライブvol.12

今日は、S保育園に伺いました。お庭のとても広い保育園で、保育園の送り迎えで時々通る道すがらにあり、近所のお友達が通っていたこともあり、外観はおなじみの園です。寒い中園長先生が外で我々を探してお出迎えくださっており恐れ多いことでした。
4、5歳児クラス、50名弱のこども達に、聞いてもらいました。くりくりまなこ、つぶらな瞳、本当に宝物だなあと、前に立つと思います。こどものうちの一瞬一瞬が輝くような時間の流れ、ひとつひとつの出来事が成長につながっていて、とても神々しい感じがします。だから毎日世話してくださる保育士の先生達は(あ、助産師さんも!)なんだか元気できれいなエネルギーを持った方が多いんだろうなあと、思います。(中世ヨーロッパのいわゆる「魔女狩り」なんというのも、そういう、神秘的な力を持った助産師さん、自然療法家が、つかまったんだそうですし。ああ、なんということ!)

さてさて、たまこは音楽や藝の道をぽつぽつ歩いているので、つい、玉松会の音戯話でさえも、なんとなく目標を日本の伝統芸能的道から大きくそれないようにと、無意識に思っていたようです。ようです、というのは創りはじめた時は、そういう気持ちと、こども達の身近な大人「親、祖父母」がやさしく絵本を読んでいるような雰囲気も大事にしたいという、 両方があったわけで、、
でも実際演じている最中のたまこの頭の中は、やっぱり人形浄瑠璃の義太夫とか、歌舞伎の劇場音楽のイメージを抱いて追っていたように思います。(修行中のみですので、当たり前と言えば当たり前だけど。。)
今月目下3園を回ってみて、もちろん!邦楽を身近に紹介したいnote、というのもあるのですが、それがだんだんサブの目標で、なにか、こどもたちのこころに穏やかな、優しいものを届けたいと思っていることが圧倒的にたまこの中で大きくなっていることに気がつきました。そうすると、必ずしも修業のように演じるのでなく、もっとこどもたちが何を感じてくれているか、どんな想像をしてくれているかをわたしたちが想像し、感じながら、進めると、もっとあったかいライブになるかなと、今日ははっきりと気がつきました。
しあわせなことに、たまこは寄席のお囃子という仕事で毎日寄席で師匠方の落語、講談を舞台袖で聞いています。同じ話でも同じ師匠でも日によってお客様によって微妙に違うその違いを、毎日目の当たりにしています。(すごい環境です)また、たまこがウィーンで音楽劇の勉強をしていたとき、朗読の稽古で嵐の描写があって、女優の先生のお手本、そして自分たちでやった時、ふしぎとその情景がありありと心の中に映し出されとっても興奮したのは今も忘れられないできごとです。ここへきてじぶんがしゃべるにあたってのヒントがどっとうちから外から吹き出してきて成長期を迎えましたhappy01
ライブを終えてからいつも園長先生や主任の先生方とお話をしながら、たくさんの助けを得てほんとうにするすると玉松会訪問ミニライブが進んでいることの驚きと感謝を伝えるのですが、やり出して本当に良かったと思います。忙しいから無理だろうと頭の中で自己完結させてしまうことが、意識せずとも多くなりがちなのですが、やってみなきゃ分からないことが実に多いし、やってみたら想像以上にかけがえのないお返しを頂いて,人と人の和と輪が広がっていきます。これからの勉強の道筋がきれいに見えるようになります。新しいアイデア、希望が次々に湧いてきます。ああ幸せ。
これからも、たまことまつさん,玉松会をどうぞよろしくお願い致しますheart02

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保育園訪問ミニライブvol.11

今日は市立保育園で一番大きなG保育園です。
さすがに建物も大きく、各学年2クラスずつあるので、4、5歳児だけでもとても大勢です。保育園というよりはもう学校みたいな雰囲気でした。市立保育園といっても、それぞれいろいろと特色があってみんな違っておもしろいです。
やっぱり進め方でだいぶ雰囲気をまとめることが出来るのがわかったので、(教員時代を思い出しました〜)そちらも気にしながら残りの園はまわってみます。
とっても元気のよいこどもたちで、人数も多いからまとまるのは大変かな〜?と思いましたがどうしてどうして多い分大きなパワーで三味線尺八を楽しんでくれました。
今年はインフルエンザ騒ぎが深刻で、あまり一カ所に大勢集まらない方が、、という予防の意味もあって2学年4クラスのみでしたが、先生方にも珍しいものをみるとあってゆったり楽しんで頂けたように感じましたheart02
1%市民活動助成制度の21年度版のための取材の方も見え、ライブ終了後インタビューをして頂いたのですが、われわれは他の団体と少々種類が違った向きがあるようで(ボランティアを募集するわけでもなく、会員を増やすわけでもなく、)それでも、あらためて今後の展望、希望を口に出してみると、とても新鮮で嬉しく、出来る限り、工夫を凝らしてよい活動にするよう楽しんでいきたいと思いました。やればやるほど、やりたいこと、アイデアが広がります。わたしたちにできること、勉強、努力してできそうなこと、どんどんチャレンジさせて頂きたいと思います!!!


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保育園訪問ミニライブvol.10

10月は多忙につき気がついてみると保育園訪問活動がお休みになりました。
久しぶりの訪問はN保育園です。おそらく市立保育園で我が家からの近さでは5本の指に入る保育園(娘たちがお世話になっている保育園より近い。。)なのと、これまで訪問した園の先生方が、市立保育園では園庭環境の良さはピカイチ!と口々におっしゃっていたので、訪問がとても楽しみでしたhappy01噂に違わず園長先生のお話では園庭だけで樹が68本!!広い園庭で穫れる農作物が山盛りだそうで、まあとてもすてきなことではありませんか!!
会場設営を全員じゅうたんに座ってこぢんまりまとまってもらうことにしました。後ろの方でもよく見えるように、と心配してこれまでは年長さんに後ろでイスに座ってもらう事も多かったのですが、ぎゅっとまとまって聴いてもらうとまたちがう臨場感というか、やはりライブの展開がどうやら違う気がします。
とってもまとまってお話も上手に聴いてくれるこども達でした。ともすると三味線は音が大きすぎてびっくりさせてしまう事があるので、やさしげに弾く事につとめました。また話していて何か問いかけると、もちゃもちゃにさわがしくなるのを、先生方もお行儀という面で気になさるようですし(恐れ入ります)、(かといって、しーんとオリコウさんにしていてもらいたいわけではないので、、)どうしたもんかなあと、(今までは気になりませんでしたが)思いました。こちらの問いかけに対する答えが明らかに単純な答えであれば、みんながまとまって答えてくれるわけだし、個々に何かちがったことになる答えであれば、皆口々に自分の主張をするわけですから、問いの種類を限定した方が、まあ進行としてはスムーズなのでしょうかね。いろいろ言う顔がそれぞれとってもかわいいので、前から面しているたまことしてはその個々のエネルギーがとても好きなのですけど。たまこは自分がマイペースなのでこだわらないでいたのですが、教員時代を思い返せば(古い話chick)、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭でご活躍の先生方はこの辺のこどものまとめ方がお上手なんですよね。その方が間もいいし空間としての一体感もよく、こどもの食いつきもいいですからね。次回から少し気にしてみます。


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